
- 玄関
賃貸住宅住まいだったYさまは、マイホームが欲しいと思いつつ、難しいと考えておられたとか。
しかし、子どもの学校区も変わらない今の土地が売り出しに。
建てるなら、子どもがまだ中学・高校生の今がぎりぎりと決断。
土地の近くで売り出されていた分譲住宅の業者に話を聞くと「トータテの家は仕様のクォリティも高いですよ」と言われ、東広島の展示場を見に行ってみることに。
そこで営業担当の丸山氏と意気投合したこともあり、トータテハウジングに任せていただくことになりました。
■リビングから望む風情ある中庭
ご主人は、「平屋の家がいい」と考えていて、
奥行きの深い土地に対してリビングと和室をL字型に中庭を囲むプランを提案。
上がってきたプランを見て「こんな発想があったのか」と感心したというご施主様。
こだわったのは、外部からの目線を遮るエントランスの壁とリビングの壁に一体感を持たせ、中庭まで一体化した空間とすること。
そのため、リビングの窓にも間に視界を遮る桟のない大型ガラスのものを提案。
ご主人はこの空間がとても気に入り、仕事から帰った後リビングのソファに座って庭の紅葉の木を眺めるのが、最高にくつろげる時間になっているそうです。
■機能性とデザイン性を両立したキッチン
リビングのソファの背面にキッチンの柱を配置したのも、空間をうまく活かしたアイデア。
リビングにさっと飲み物を出せる近さにありながら、目線が異なるので、ちょうどいい距離感なのだそうです。
キッチンは奥さまの希望でオープンタイプに。
システムキッチンは、2人でショールームで気に入った無垢材に金属の取手を合わせたもの。
「カタログで見てもぴんと来なかったけれど、実物を見たら”いいな”と思って。少し予算オーバーになりましたけど」と奥さま。
■ご主人こだわりのMシェードを実現
ダイニングキッチン
広々とした土間を持つエントランス
もう一つYさま邸の特徴的な空間がエントランス。
細長の通路の先に続くのは、長めに取られた土間。
「エントランスをこのように取る発想がなかったので、さすがプロと思いました。広い土間は雨の日に濡らしたくないものをちょっと入れたりできるのでとても便利です」
奥行きの深い土間の取られたエントランス。正面のFIXの窓からは、愛犬のチョコちゃんが子どもたちを毎朝お見送りする。壁に書かれた書は、筆の伝統工芸士で瑞宝単光章も受章したというおじいさまの作。
模型
奥行きの深い土間の取られたエントランス。
ご主人こだわりのMシェードを実現
何よりご主人がこだわったのが、ガレージ。
家を建てるなら絶対に設置したいと考えていたのが、強さとデザイン性を併せ持つ”Mシェード”という屋根。
価格が少し高額なので、奥さまは当初反対したそうですが、ご主人は「これだけは」と譲らず。
現在借りている駐車場の料金とガレージの返済計画を試算し”決して高くつかない”ことを証明して奥様を説得。
「欲を言えば、もう少し間口を広くしたかったんですけど満足です。毎日車で帰宅する度に眺めています」とうれしそうに語ってくださいました。